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女性と高齢者の発症率が高い

関節リウマチとは、関節の滑膜と呼ばれる部分に炎症が起き、関節の変形と痛みを引き起こす病気です。症状は全身に及びますが、進行の早さや経過症状には複数のタイプがあります。

老人

また、女性の発症率が男性に比べて約4倍と圧倒的に高いのが特徴です。

高齢化により増える患者数

関節リウマチの患者数は現在100万人近くいると言われており、その発症率は人口の1%前後です。発症年齢は早い人で20代、最も発症率が高くなる年齢は40代ですが、今後も高齢化が進めばさらに患者数が増加する事も予測されます。

近年では60歳以上で発症する人も増えている事から、「高齢発症関節リウマチ」という名称もつけられています。高齢発症関節リウマチの場合、男女の発症率に大差は無いのが特徴です。

症状とタイプ

関節リウマチは、軟骨や関節液を包む滑膜と呼ばれる薄い膜の部分が炎症を起こして発症します。ただし、滑膜の炎症は初期症状に過ぎず、これが進行すると全身性の症状が見られるようになります。

リウマチの多くは緩徐発症型と呼ばれ、血管の炎症や貧血、皮下結節と呼ばれるしこりが現れるなど、ゆっくりと症状が全身に広がっていくものです。中には急激に発症する場合もありますが、患者の約1割程度とその発症率は高くはありません。

リウマチは発症した人の多くが一生付き合っていかなければならない病気であると言われています。しかし、早期発見によって適切な治療が受けられれば進行を抑制する事も可能となっています。

関節リウマチの初期症状は体のだるさや熱っぽさ、食欲不振などですから、これらに加えて関節の強張りを感じたら、一度受診する事をおすすめします。

関節リウマチの原因と治療法について

日本には100万人近くの患者がいると言われている関節リウマチですが、女性の発症者は男性の4倍にも上るという特徴があります。

これは女性ホルモンが関節リウマチの発症に関連しているためで、妊娠や出産という女性特有の体の変化も一因であると考えられています。

高齢者

しかし、関節リウマチは早期に発見し治療を受ける事で症状の悪化を防ぐ事が可能ですから、特に女性は関節リウマチの原因と治療法について知っておくと良いでしょう。

原因は自己免疫疾患

関節リウマチは、ヒトの体が持つ免疫機能に狂いが生じて起こる自己免疫疾患に分類される病気です。通常、体内の免疫機能は体の外から侵入してきたウイルスや細菌に対して攻撃を行うもので、自己防御のためのシステムです。

しかし、疾患によって免疫機能に異常をきたした場合、自分自身の細胞に対して攻撃を行うため、さまざまな症状が現れます。関節リウマチに関しては血液中にリウマチ因子と呼ばれる抗体が存在する事が分かっており、これが関節リウマチを引き起こす原因だと考えられています。

関節リウマチの治療法

現在の所、関節リウマチの治療法は主に4つが挙げられます。

患者自身が病気と向き合い、日常生活の中で症状の悪化を防ぐために行う「基礎療法」、薬物を投与して痛みと炎症を抑える「薬物療法」、運動を行ったり装具を使用して関節機能の維持を図る「リハビリテーション」、外科手術によって関節の機能を再建する「手術療法」の4つの治療法です。

近年では痛みの抑制を目的とした治療法よりも、症状の進行を食い止める事を目的として治療が行われるのが一般的です。治療にあたっては、患者本人と医師が信頼に基づく協力関係を築く事が重要ですから、信頼出来る医師を慎重に探す必要があるでしょう。